「LTV顧客生涯価値の高め方」
皆さんこんにちは、名古屋の若手税理士・代表の木野です!
今回は前回に引き続き、LTV=Life Time Value (顧客生涯価値)についてお伝えします。
顧客生涯価値とは、ある一人のお客様が、取引の開始から終わりまでの間にどれだけの利益をもたらしてくれるのか、つまりそのお客様から得られる利益の総額を意味します。
目先の利益にとらわれるよりも、この顧客生涯価値を高めることが大切である、ここまでは前回のコラムでお伝えしましたね。
ではこの顧客生涯価値はどのように高めていけば良いのでしょうか?
この顧客生涯価値の構成要素を細分化すると、下記の算式にすることができます。
①平均顧客単価×②粗利率×③購入頻度×④継続期間
この4つの構成要素のいずれか又は全てを高めていけば良いというわけですね。
では、具体的にそれぞれの要素をどのように高めていくか。
高める方法は様々ですので、今回は主だったものだけご紹介しますね。
①平均顧客単価
・複数の商品パターンを揃えておく
・セットで販売をする
②粗利率
・原価を抑える
③購入頻度
・SNSやメール、DMによりリマインドをする
④継続期間
・サブスクリプションモデルを導入する
・アフターフォローやサポートでお客様との接点を継続させる
いかがでしたでしょうか。
会社経営の存続にはお客様からの利益が必要不可欠です。
是非、顧客生涯価値をしっかり意識して、お客様との関係性をより強固にしていただくことをおススメします。
経営者の真のパートナー
代表 税理士 木野 宏紀
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